寄付のお知らせ

こんにちは、ことりです。
大晦日ですね。今年1年どんな年でしたか?
私は、新しいお店での販売や、ガラス教室に通いはじめたり、少しずつ進んだかなあという年でした。

今年6月頃から作品を置かせていただいていた、伊豆高原の「ヤギとおやつとコーヒー。」さんは昨日閉店され、リパドゥロワゾーの作品販売も終了いたしました。ご覧くださった方、ご購入いただいた方ありがとうございました。
来年はマルシェなど、積極的に出展していきたいと思っていますので、直接みなさまとお会いできるのを楽しみにしています。

さて、リパドゥロワゾーでは、年間売上から材料費・諸経費を差し引いた額の1割をケア領域の活動を行う団体に寄付させていただきました。

寄付のお知らせ

・認定特定非営利活動法人シャイン・オン!キッズ https://ja.sokids.org/
・NPO法人ぷるすあるは https://pulusualuha.or.jp/

上記の2団体を寄付という形で支援させていただくことにしました。精神疾患を抱えた親、家族、その子どもたちを支援するNPO法人ぷるすあるはさん、ファシリティドッグの育成やビーズ・オブ・カレッジなどの取り組みを行う、認定特定NPO法人シャイン・オン!キッズさん、どちらも私が寄付の仕組みをつくったら支援しようと考えていた団体さんです。

人の役に立ちたいというよりも、同じ辛さを抱えた人のそばにいることが大事だと私は考えます。私の母親は精神疾患がありました。私に「ことりはどこいるの?」と聞いてくるようなことも、病気が悪化したら日常でした。だから、精神疾患を持つ親の辛さ、子どもの辛さ、家庭が少しわかります。ひとそれぞれなので、全部はわかりません。親の入院も日常茶飯事でした。家に帰ったら手紙が置いてあって、静かな家で「お母さんが入院するので病院にいってきます」その文字を読む。慣れっ子でした。入院しているお母さんに会える場所、そこが病院でした。お母さんが一番最初に買ってくれた本の中にファシリティドッグの本がありました。

私も精神科に通いながら日常を送り、私の今の仕事場はクリニック。患者の家族の立場、当事者の立場、支援者の立場、それぞれからの思いが交錯する中、リパドゥではずっとやりたかった自分のものづくりをしています。かわいい!は大事。かわいいって買ってくれるだけでうれしい。でも私自身はそれだけのためにリパドゥをやっているのではありません。

わたしの実経験に基づいて、寄付先の2つの団体を選ばせていただきました。幼い頃の私がしてほしかったことを誰かのためにやってあげられている団体を、間接的ですが応援してきたいです。また、今後の個展ではそのような団体さんのパンフレットなども置ける場所をつくろうと思っています。知ることで世界が変わることって多いです。
福祉作業所さんとのショップカードの制作もつづけていきたいですし、今は貼り箱をつくっていただいています。来年お披露目できるかな。

今年もリパドゥロワゾーの活動を見守っていただき、ありがとうございました。
来年もステップアップしながら、みなさまに寄り添えるような、喜んでいただける作品を作っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、寒いのでお身体ご自愛のうえ、よいお年をお迎えくださいね!

御咲木 ことり

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