2024年、年の瀬。

こんにちは。
実家の松本に帰ってきていることりです。

来年のクラフト市の応募書類を書き書き、
ブログを更新します。

今年は、もうひとつのお仕事の転職もあり、
工房をお休みしていた時期もあり、
なかなか制作が進まなかったなぁ…と思っていたのですが、
新しくオブジェを作り始めたり、器を作ってみたり、
意外と挑戦の年でもあったのでは?と振り返りながら思っています。

出展こそ、12月の雑司ヶ谷手創り市-Useless-の1つでしたが、
とてもよい企画で、一年の締めくくりの出展にふさわしいものだったなぁと
思っています。

今や活動のベースともいえる雑司ヶ谷手創り市ですが、最初に応募するときは
どきどきでした。
大好きな尊敬する作家さんたちが出展しているクラフト市に、
私なんかが応募していいのだろうか…。そう思っていました。
その時、背中を押してくれたのは、大好きな作家さんご本人からの言葉でした。

いつも素敵な出会いと気づきをくれる雑司ヶ谷手創り市をホームとして、
来年はさらなる挑戦をしていきたいなとまで思っています。

ひとつひとつの、お客さんや作家さん、クラフト市運営の方々やギャラリーの方との出会いを通して、少しずつですが、作家として成長していけている実感がうれしいです。

最後にUselessに応募したときの私のUselessとは何かについてお話します。

実用性がないものが、uselessなのだろうか。ガラスをやっていて、皿やグラスをつくる作家はわたしの周りでも多い。なぜわたしがそれらを今のところ作らず、掌に乗るほどのオブジェをつくっているのか。ただそこに存在するだけで価値があるもの。人間と同じだから。それゆえに、uselessなものはほっとするのかもしれない。

なぜ私がUselessなものばかりつくっているのか。その答えを再認識させてくれたこの企画に感謝したいです。

さて、来年はたくさんの方に作品を見ていただける機会を作っていきたいと思っていますので、お時間ありましたら、会いにいらっしゃってください。

締めくくりは、こちらの写真で。

みなさまよいお年をお迎えください。

御咲木ことり

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